鉄のフライパンを買ってきてから~日々のメンテナンスについては動画内で話していますのでご覧いただければと思います。
さて、ではどんな鉄のフライパンが良いのでしょうか?
そもそも…なぜ鉄のフライパンを購入しようとしているのでしょうか?
このページをみているあなたはきっと、「買おうかな」とか「持ってるけど色々な種類があるのか?」と鉄のフライパンのとても興味があると思います。
僕なりの説明をしていこうと思うので、購入を迷われている方は是非お読みください☆
【この生地を流し読み】
- 鉄フライパンのメリット
- 鉄フライパンのデメリット
- テフロンパンとの違い
- メンテナンス
- 買うべきか・待つべきか
- おすすめ鉄フライパン
【鉄フライパンのメリット】
まず、鉄のフライパン…ロマンがあります(笑)
冗談ぽく聞こえてしまうかもしれませんが、本当にそうなんです。
大事にメンテナンスをある程度しっかり行えば、一生使えるといっても過言ではありません!
現に、僕が今使っているフライパンは修業時代に親方が使っていた物です。
その時務めていたお店のオープンから使っていたそうなので、年数にすればもう20年以上経っています。
自分のお店を開く時に、どうしても親方が使っていたフライパンが欲しくておねだりしました。
ん?いいよ、持ってって。と、あっけなくゲットできました(笑)
他にもYoutubeのコメントで、おじいちゃんの代で使っていた鉄パンを引き継いで使っていた方もいて、50年は過ぎていると仰っていたと記憶しています。
そのくらい、丈夫でずーーっと長く使えるフライパン。
ロマンがありませんか?(笑)
一つは「長く…一生使えるアイテム」ということ…
そして特性としては「高温での調理に向いている」という点が挙げられます。
つまり「炒める・揚げる・焼く」などの調理法にとても向いています。
高温で一気に火を入れる調理で僕が真っ先に思いつくのは…
ステーキ…ですね♪
お肉の焼き方にも色々あるのですが…長くなるのでそれはまた別の機会に…
高温で一気に焼いたお肉はやはり格別な美味しさです。
テフロンのフライパンなどはとても優秀だとは思いますが、鉄のフライパンで焼くような訳にはなかなかいきません。
【使い込むほど使いやすくなる】
これも鉄のフライパンのメリットであり、デメリットでもあります。
使うほどに油が馴染み、テフロンパンの様にくっつきにくくとても使いやすいフライパンになっていきます。
この状態に「育てていく」のも鉄パンの楽しみでもあります。
【傷に強くとても丈夫で堅牢】
素材が鉄なのでとても丈夫ですし、使い終わって洗う時もタワシでゴシゴシこすることができます!
洗剤を使わなくても良いのもメリットですね。
【鉄フライパンのデメリット】
素晴らしい鉄フライパンですが、デメリットもあります。
購入される予定の方はデメリットも認識したうえで考えて頂ければと思います。
【初めて使うときに準備が必要】
上の動画内で「買ってきたらするべきこと」を紹介していますが、新品の鉄フライパンには「防錆剤」が塗られていますのでこれを除去しなくてはなりません。
焼き入れが最初手間ですが、そこも楽しめるポイントです。
【ちょっと重い】
24cm程度までならそこまでの重量はありませんが、それでもテフロンの薄いフライパンと比べるとずっしりと重みがあります。
男性なら気になる程ではないと思いますが、女性はサイズの大きいものだとちょっと大変かもしれません。
【錆びやすい】
素材が鉄なので錆には弱いです。水気がある状態で放置してしまうとすぐに錆ます。
が、使い終わった後に空焼をするクセがついてしまえばなんてことはないです。
※デメリットで「事前の準備が必要」と書きましたが、最近ではすぐに使えるようになっているタイプもありますのでご購入前にご確認をお願い致します。
「テフロン加工のフライパンとの違い」
これはメリット・デメリットでも書いた内容と被りますが、最大の違いは「高温で調理ができるかできないか」だと思います。
テフロンのフライパンは重量が軽く錆びにくくとても扱いやすい優秀なフライパンです。
ただ、高温に弱く使い方を誤るとフッ素加工がとれて身体に有害な物質が溶け出します。
あとは寿命があるフライパンなので1~2年(頻度で変わります)で買い替えが必要です。
僕は家庭では鉄フライパンとテフロンフライパンは両方持っていて料理の内容によって使い分けています。
どちらが優秀とは言えず、一長一短あるので…特にこだわりがなく扱いやすく安価にすませたのであればテフロンフライパンを選択するのも間違いではないです。
【鉄フライパンのメンテナンス】
先ほども書きましたが、鉄フライパンを買ってから普段使っていく流れはこうです。
①購入後、防錆剤の除去作業(物によっては不必要)
②調理前に油回し
③調理後洗浄し空焼き
あとは②~③の繰り返しです。
基本的に、使い込んでいくうちにフライパンに油膜がしっかりついてくるので食材もくっつきづらくなってきます。
もし焦げ付いてしまった場合は、「水を張ってお湯を沸かす」
お湯が沸いたらしばらく放置してください。焦げ付きが浮いて取れやすくなります。
それでも取れない頑固な焦げ付きを作ってしまったら、①の行程からやり直せば大丈夫です。
お店でも丁寧に使っていても焦げ付いてしまったり、特にフライパンの裏側に焦げ付きが溜まってしまったりしますが、そんな時は迷わず焼き切ってリフレッシュします。
【買うべきか? 待つべきか?】
テフロンに比べても「洗浄後空焼きをして水分をしっかり飛ばす」行程が増える程度です。
この程度の行程が面倒であれば、テフロン加工のフライパンを使った方が良いです^^
鉄フライパンにしかできない料理を堪能したい方は、空焼き位はやっちゃいましょう。
僕が買い物をする際に考える事は、どこかで見たものなんですが…
「値段で迷っているなら買う」「安いけど使うかどうかを迷っているなら買わない」
そして、「自己投資になるものか?」
を、自問自答します。
どうしても使って料理がしたい。もっと腕前を向上させたい…でも金額が…と、思っているなら貯めましょう!
貯めてでも買いましょう!
そう考えている場合、どうせいつか買うことになります。
だったら早く買ってどんどん料理を作っていった方がお得です。フライパンは長く使えるんですから。
あとは、自己投資になるか?
料理関係は基本的に全て自己投資に当てはまります。
スキルがアップしたり、それを買う事でテンションが上がって料理を作りたくなったり…これらは自己投資です。
なので、買う事で自分にプラスになると考えるなら多少無理しても買う事をおすすめします。
そして、テフロンフライパンでも料理は作れます!
安価です。
焼き入れや使い終わった後の空焼きが面倒だな~と考えているのなら購入は見送ることを僕はおすすめします。
使わないなら勿体ないですからね^^
【Chef Ropiaおすすめフライパン】
これはかなり迷う所です。よっぽどダメな鉄フライパンでないならどれを買ってもちゃんと使えます。
その中で、僕ならこれを…をご紹介します。
まずはこのフライパン!
鉄フライパン 26cm リバーライト 極 JAPAN ガス火・IH対応【名入れ可能】
価格:6,480円 |
取っ手部分がついており、「掴みの布」が必要ないのは使い勝手がとても良いです。
サイズは25cm程度が家庭では扱いやすいかと思いますが、ご家族の人数で変わるので1人暮らし~4人家族くらいでしたらこのサイズで問題ないと思われます。
一人暮らしでたまにお友達などに振舞うという事でしたら20cm~が使いやすいかと。
それ以下だと用途が限られるので凡庸性を考えると20cmはあった方が個人的には扱いやすいと思います。
RIVER LIGHT リバーライト 極(きわめ) 鉄 フライパン 22cm AHLY804
価格:4,412円 |
錆びにくい加工がしてあって普段使いを考えると上のフライパンはおすすめですが、価格がちょっと割高です。
価格を抑えめに、でもバリバリ使えるこちらはお店でも実際使っているタイプです。↓
【即納 あす楽】 SA鉄黒皮厚板フライパン26cm 日本製IH100V対応200V対応【 IH対応鉄フライパン フライパン鉄板 フライパン鉄 人気メーカー鉄のフライパン 】
価格:1,523円 |
安価ですが、ガシガシ使えて堅牢な昔ながらの鉄フライパンですね。
お店では僕が今まで経験した中ではこういったタイプの鉄フライパンを使っているお店が多かったです。
安いと言ってもちゃんと鉄フライパンとしての役目は果たしてくれるので大丈夫です。
最初に紹介したタイプと違って、無骨な昔ながらの鉄パン!なので錆びやすかったりと手間がかかる場面はあるかと思います。
ただ、厨房でも使える程のポテンシャルは持っているのでよりプロ志向で扱うならこちらもおすすめです。
あとはこういった打ち出しのフライパン。
かなり高級志向なフライパンですが、軽くて丈夫であることと深型なのでこれ一つでステーキなどから炒め物、チャーハンなど幅広く対応できるので一つ買うならこういったタイプもおすすめです。
【在庫限り限定値下げ!ポイント20倍】ビタクラフト VitaCraft プロ 打出しフライパン 27cm 【No.0324】【あす楽対応】【IH対応】【木村屋百貨店】【スキレット】【鉄フライパン】
価格:14,040円 |
ということで、鉄フライパン!料理により磨きをかけるなら一つは持っておいて損はないです。
この生地を読む方は男性で料理好きな方が多いと思うのですが、男性は道具にこだわりますよね(笑)
僕もそうです、まず形から!
でもそれって、すごく大切だと思います♪ 何かに興味が出てやってみようとなったときに、「続かない」事が一番もったいないので道具や格好から揃えてモチベーションを上げられるならそっちの方が大事です。