材料
・ジャガイモ 300g
・セモリナ粉 100g
・卵黄 2ケ
庭に作ったじゃがいもが沢山出来てしまった!!
こんな困った経験を皆さん一度はされているんではないでしょうか?
でもこのニョッキがすべて解決してくれます。大丈夫!!
まずはじゃがいもを半分にカットします。
この後に蒸し器で火を通していくので時間短縮も含めてカットしましたが、蒸し器がないのでお湯で茹でます!という方は栄養分の流出を防ぐ意味でもカットしなくて大丈夫です。
良く洗ってそのまま鍋で茹でてください。
串がスッと入る程度。
いつもの「スッ」より若干固めに仕上げてください。
ざっと粗熱を取って皮をむきます。
粗熱を取る理由は余分な水分を飛ばすこと、作業効率を上げる為です。
じゃがいもを濾します。濾し方は色々方法がありますが、あまり「寝る力」が働かない方法がおすすめです。
例えばフードプロセッサー等を使うと捏ねた時と同じようにグルテンが出てしまう為、網等を使って押し出す様に濾すか、動画のように潰して頂いてもOKです。
ただこの場合粒がごろっと残るとニョッキの食感が変わりますので、なるべくしっかり潰して下さい。
潰し終えたら粉を加えます。今回はセモリナ粉を使いましたが、食感はかなりザラッとして歯切れのよいニョッキになります。
もっちりと食べやすい「中力粉」をおすすめします。
中力粉でまず作ってみて、その後自分の好みの粉に近づけた方が良いと思います。
生地がまとまったら、棒状に伸ばし上の画像の様に1~1.5cm程度に切ります。
切った断面を上下に置いて上からフォーク等で押さえます。
すると出来た溝にソースが絡んで…Buono!になります。
雑談
但し、イタリアの家庭では「溝??やらんやらん!そんなんやってられるかいな!」という家庭もございます。
伸ばして、切って、さっと茹でてソースと絡めて、ガッツリ食べる!
これもまた、Buono!! お好きな方法でどうぞ。
茹で方は簡単です。
パスタと同じように塩を入れ、沸騰させ過ぎない程度に火加減を調整しニョッキを入れます。
出来上がると底に沈んでいたニョッキが浮き上がってきます。浮き上がってきたら完成。
ポイント
最初は底に沈んでいますが、この時に弱火すぎるとなべ底にくっつきます。やや揺らぐ程度の火加減でやってみてください。